【賛助会員法人紹介】医療法人社団EMIFULL - 日の出医療福祉グループ
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【賛助会員法人紹介】医療法人社団EMIFULL

日の出医療福祉グループは令和5年8月に社会福祉連携推進法人日の出医療福祉グループになりました。近隣の医療・福祉法人と社員法人・賛助会員法人という形で連携し、地域に広いネットワークを広げ「誰一人取り残さない社会」の実現を目指しています。

そんな当グループのグループ理念「HINODE PRIDE」に共感していただき、人材・資材面で協力体制を築いている賛助会員法人について連載形式で紹介してまいります。

第6弾 医療法人社団EMIFULL

<法人概要>
・本部所在地:〒530-0001 大阪府大阪市北区梅田1丁目3−1 大阪駅前第一ビル6階 (Google map
・実施事業:美容事業、在宅医療事業、障がい事業、外来診療事業、介護事業
・ホームページ:https://emifull-group.or.jp/

お話を伺った相手


医療法人社団EMIFULL 在宅医療事業部 部長 
藤原 武史さん

(ご経歴)
大手求人媒体の営業職を経験後、新しい業種での経験を積みたいと思い2021年に医療法人社団 奉志会 大西メディカルクリニック 在宅診療部 部長として入職。2023年4月、医療法人社団EMIFULL設立に伴い転籍し現在に至る。

本日はよろしくお願いいたします。
まず、医療法人社団EMIFULLについて教えてください。

医療法人社団EMIFULLは2021年11月22日に設立されました。2016年に西宮市で開院した「たろうメディカルクリニック」を法人化するにあたり、設立された形です。もともとたろうメディカルクリニックは美容医療(現在はミセルクリニック西宮院)と在宅診療を行っており、それを事業の起点とした法人でした。

現在はどういった事業を行っていますか?

美容医療・在宅診療は変わらず、更に2023年4月に障がい事業を開始し、今年6月1日に医療法人 医敬会(大阪府泉北郡)と合併したので、法人としては診療事業と介護事業も開始しました。各事業には僕のように部長職が就き、それぞれの事業運営を担っている形です。
2023年度決算で売上高は約12億円、職員数はパートスタッフも含めて約130名(2024年6月医敬会との合併後は約300名)です。

5事業展開は、グループや賛助会員の中でも多いですね。各事業について概要を教えてください。


まず美容事業ですが、兵庫県では西宮市、大阪府では梅田と岸和田市にアンチエイジング治療及び医療脱毛を主としたクリニックを展開しており、東京都では恵比寿にアートメイクスタジオを出店しています。美容医療はどんどん流行が変わっていきますので、お客様のニーズに応えられるようメニューを日々研究しています。また、ミセルクリニック大阪梅田院では男性専門の美容クリニックも併設して、より幅広い層の悩みにお答えできるようにしています。

次に在宅診療事業では、たろうメディカルクリニック、尼崎ホームケアクリニック、安藤外科・整形外科医院が拠点となり在宅診療を行っています。在宅診療とは医師が疾病や傷病のために通院できない患者様のご自宅または入居先施設を定期的に訪問し、健康状態の確認するほか、必要な検査や処置を行うことです。3院で神戸市中央区から大阪までのエリアに対して動いている形です。

障がい事業は児童通所施設のSORATO(児童発達支援)、UMIE(放課後等デイサービス)を兵庫県加古郡稲美町・奈良県天理市にて展開しているほか、18歳以上で障がい区分をお持ちの方のHinodeシェアホーム(障がい者向けグループホーム)も運営しており、合計7事業所あります。
児童発達支援サービスでは基本的に就学前の児童を対象にし、就学後は放課後等デイサービス、高校卒業以降の年代はシェアホームと、様々な年代の障がいを持つ方のサポートができる体制になっています。

診療事業、介護事業に関しては安藤外科・整形外科医院(旧医療法人 医敬会)が拠点となり、外来診療・訪問診療および入居・通所・訪問・居宅介護支援サービスを継続していく形です。長く地域に根付いてきた医院なので、その良さを生かしつつ、EMIFULLと協働してより広い範囲をカバーしていけるようになればという展望があります。

各事業ごと、または共通した事業の運営理念はありますか?

EMIFULLの法人理念が「人生、咲かそう。」です。これは法人理念というよりも、法人として実現していくべき使命として掲げています。
代表である松尾理事長は、「EMIFULLは地域のお困りごとに応え、地域に暮らすあらゆる年代の方の『人生を咲かせ』るお手伝いをする」ということをいつも話しています。美容・在宅診療・障がい福祉・診療・介護事業はすべて、様々なお客様の人生に寄り添うことができ、必要とされる事業ですので、誠意をもって運営していきたいですね。
また、そうすることで法人自体が成長し、働いている職員へ今以上の還元をしていきたいと思っています。

ホームページには法人理念の下に続けて行動指針が掲載されていますね。
あれは職員に心がけてほしいことなのでしょうか?


そうですね。
「迷わず攻める。」「すべてにスピード。」「ポジティブに話す。」これらはすべて職員一人一人にとっての最速、最善を尽くしてもらえればという気持ちから行動指針として掲げています。お客様のニーズに応えるには定石どおりに動いていては成果が上がらないので、失敗を恐れず、迷わず挑戦してほしい。法人としては職員の挑戦する気持ちをバックアップする体制でいます。
EMIFULLの法人名は「笑顔(=笑み=EMI)がたくさん(=FULL)」という意味がありますが、職員が笑顔で生き生きと働き、お客様の笑顔を生み出すこと、そして地域に笑顔を増やすことを目標にしています

日の出医療福祉グループとはどういったところで連携していますか?

在宅診療部としては、奉志会が運営している在宅事業(姫路市・稲美町・神戸市西区の3拠点)と、医療法人 猪瀬整形外科が運営している緑地公園メディカルクリニック(大阪市豊中区)および医療法人北瀬循環器科内科が運営している神戸垂水メディカルクリニック(神戸市垂水区)と連携して、兵庫県南部~大阪府エリアにおいて広い在宅診療ネットワークを構築しています。自宅で治療し、自宅で最期を迎えられるということを地域の皆様に知っていただくとともに、訪問介護事業所や訪問看護ステーション、居宅介護支援事業所等と連携して、地域ぐるみで生きやすい街づくりを目指しています。
美容事業では施術を行う看護師について、奉志会の美容クリニックと人材交流を行っています。

今後の目標について教えてください。

組織を大きくすること、それによって売上を上げて、サービスを提供できる範囲を広げたいと思っています。どっちが先かという話になりますが、色々な地域のお困りごとに応えて、結果的に売上が上がり、地域の人も、職員も幸せになったらなおさらいいという想いです。
そのためにも事業拡大に向けた計画は常に法人内で議論されていますし、また、職員のキャリアや待遇アップに向けた人事評価の準備も進めています。

最後に、PRがあればお願いします。


6月1日にEMIFULLに合流した安藤外科・整形外科医院は泉北郡忠岡町という土地にあり、忠岡町は日本で最も小さな町として知られています。そこで昭和41年以降、地域のかかりつけ医として取り組まれてきました。今後はEMIFULLの一員として、ただおかメディカルクリニックへと名称を変更し、名誉院長の安藤先生および新院長の劉先生と一緒に、変わらず地域に寄り添った医療と介護を提供してまいりますので、患者、ご利用者の皆様と、忠岡町にお住いの皆々様と末永いお付き合いをさせていただけたらと思います。
安藤外科・整形外科医院HPはこちら

医療法人社団EMIFULLは今後、神戸市内への在宅診療拠点の設置や、大阪エリアへの療育施設の新規開設を予定しているとのこと。スピード感をもって事業開発に取り組むことで、より広い範囲の地域社会の困りごとを解決したいと考えるEMIFULLの動きに今後も注目です。

医療法人社団EMIFULL ホームページはこちら

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