【賛助会員法人紹介】日の出ケア株式会社 - 日の出医療福祉グループ
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【賛助会員法人紹介】日の出ケア株式会社

日の出医療福祉グループは令和5年8月に社会福祉連携推進法人日の出医療福祉グループになりました。近隣の医療・福祉法人と社員法人・賛助会員法人という形で連携し、地域に広いネットワークを広げ「誰一人取り残さない社会」の実現を目指しています。

そんな当グループのグループ理念「HINODE PRIDE」に共感していただき、人材・資材面で協力体制を築いている賛助会員法人について連載形式で紹介してまいります。

第5弾 日の出ケア株式会社

<法人概要>
・本部所在地:〒107-0052 東京都港区赤坂2-17-60 CREA赤坂 6階 (Google map)
・実施事業:介護事業(デイサービス・グループホーム・住宅型有料老人ホーム・訪問介護・小規模多機能型居宅介護)、介護ソフト販売代理店
・ホームページ:https://hinode-care.com/

お話を伺った相手


社会福祉法人 博愛福祉会 関連事業管理課 課長
朝見 真人さん

(ご経歴)
電子系専門学校を卒業後、2012年4月に医療法人社団 奉志会 管理本部 財務部に入職。2019年7月、関東での新規事業開設のため神奈川県へ赴任し、2020年1月に社会福祉法人 博愛福祉会福祉会に正式に出向となる。2020年同法人の関東事業本部(東京都赤坂へ移転)において課長に昇進後、2022年部署名が関連事業管理課に変更となり現在に至る。

本日はよろしくお願いいたします。
まず、朝見さんの日の出ケア株式会社におけるお立場を教えていただけますか?

私は社会福祉連携推進法人日の出医療福祉グループの社員法人である社会福祉法人 博愛福祉会に所属していて、関連事業管理課という部署で関東の賛助会員法人の管理を任されているという立場です。
日の出ケア株式会社としての業務も行っていますが、あくまでグループの社員法人として、賛助会員法人に携わっているという形ですね。
日の出ケア株式会社は、ほかの賛助会員法人と法人自体のつくりや設立の流れが異なるためそうなっています。

具体的にはどういうことでしょう?

まず、2019年1月に目黒に拠点を持っていた「株式会社リレーションズ」が会社売却を希望していて、当時、日の出医療福祉グループは関東への進出をはかっていたタイミングであり、株式会社という収益体が欲しかったため、リレーションズにアプローチを行いました。その後、リレーションズ前社長の退任に伴い、中村 達志社長(日の出医療福祉グループ 現・経営企画本部 本部長兼務)が就任しました。
この株式会社をもって、関東でのM&A(企業・事業の合併や買収)を行っていくというグループの経営方針があったので、2019年9月1日に神奈川県平塚市の住宅型有料老人ホーム2つ、グループホーム、小規模多機能型居宅介護事業所、訪問介護事業所を事業買収しました。これが関東エリアでの初年度の動きです。
その後、日の出医療福祉グループの準会員(現:賛助会員法人)に加盟するにあたり、2022年6月に「日の出ケア株式会社」に社名変更しました。

社会福祉法人と株式会社の違いを教えてください。

社会福祉法人は「公益性の高い非営利法人」として、社会福祉事業を軸に事業運営されます。対して日の出ケア株式会社はデイサービスや住宅型老人ホームといった介護事業も運営していますが、それに加えて、介護従事者に向けた介護系のシステム販売等のサービス提供(BtoB事業)にも注力しています。
社会福祉法人は非営利であることが前提ですので、システム販売といった収益事業には取り組みにくい業態です。そのため、主には社会福祉法人等が核となっている日の出医療福祉グループにおいて、収益事業の部分を日の出ケア株式会社が担っていくという作りであり、日の出ケアの経営方針でもあります。

しかし、私たちは「株式会社だから利益第一」というわけではなく、最終的には社会福祉法人と目指すところやビジョンが同じだと考えています。利益を出して新しい介護サービスを立ち上げて、幅広く利用者様のためにサービスを提供していくという姿勢で各種事業を運営しています。

日の出医療福祉グループと横並びというより、その一部に近い法人体ということですね。
各事業についてくわしく教えてください。

日の出ケア株式会社は本部である赤坂事務所と、介護事業所が神奈川県内に6事業所あり、職員数は約110名です。
介護事業所の運営方法は基本的に博愛福祉会に倣っていて、管理者が主体となって事業所を運営しつつ、新規事案や問題解決、イレギュラー対応についてはエリア長に相談するなどしています。株式会社だからという特出したところはないかと思います。


介護ソフト販売代理店としての動きですが、主に日の出医療福祉グループに対して働きかけています。
具体的には、介護請求記録ソフトの販売代理店としてグループの社員法人(社会福祉法人 日の出福祉会・社会福祉法人 博愛福祉会・医療法人社団 奉志会)に対しシステムの販売と導入支援、運用フォローを行っています。グループ法人のことを理解している担当者がシステム導入におけるPCへの設定や操作方法の一部サポートなど、通常の代理店相手よりも手厚いフォローを行うので、グループ職員にも安心してもらえるのではと思います。

グループ内でも重要な役割を持つ日の出ケアですが、どういった思いによる経営方針なのでしょう。

株式会社が必要となった根本的な考えは、「社会福祉法人よりも動きやすい形をもって、困っている方を救うための柔軟な器になりたい」ということです。新規事業の開始やM&Aを行うのも、すべては幅広い利用者様を支えるためといえるでしょう。


代表の中村(写真)は、利用者様の介護度の推移や課題などを一つ一つ把握して解決策を考えたり、提供する介護サービスについて会議の場で多く発言されます。元々グループ内の介護老人保健施設の管理者として働いていたので事業所運営に精通しており、その考えを管理者や本部職員に折々で共有してくださっています。
会社の代表として事業の拡大を狙いつつも、個々の利用者様のこれまでの生活に添ったサービスを提供することが大事だと考えられていて、それは日の出医療福祉グループの「HINODE PRIDE」や「医療・介護で地域に貢献を」という考えに非常に近いと思っています。

日の出ケアは今後どんな動きを取っていくのでしょうか?

介護事業の拡大を行っていく予定です。会社を大きく、事業所を増やすことにより、ご利用者様、社員、しいては地域への貢献が果たしていけると考えています。その中で、時代の変化によりAIやシステムが進化しており、さまざまなソフトウェアや機器が存在してますので、いろんなことを試しながらより良いサービスにしていくつもりです。合わせて、ソフトの販売代理店としての動きをもっとアクティブにし、システムのテスト運営機関としての働きを担いたいと思っています。
また、新しいものに対してアンテナを張り、自社内で検証後、グループへ提案していくといった動きもできたらと思います。

これは私自身の話になりますが、財務部から異動後、畑違いの業務に取り組むことが多い4年間でしたが、まぁやってやれないことはないだろうという気持ちで今まで尽力しました。日の出ケアに携わる方と一丸となり頑張った結果が、今につながっているのではないかと思います
日の出医療福祉グループは事業の拡大や様々な変化を見据えているかと思います。自分自身、これからも多種多様な業務に取り掛かると思いますので、現状に満足することなく業務に励み、より良い会社にしてまいります。

日の出ケア株式会社は前身のリレーションズのころより、「介護事業を中心に、ITやコミュニティネットワークを通じて新たな『つながり』を創造し地域社会のよりよい発展を目指します」という運営方針を掲げ、事業買収を行い、地域の福祉の向上に向けて尽力してきた日の出医療福祉グループの一部ともいうべき事業体です。グループの基本方針の一つである「新たな挑戦を続けます」を地で行く日の出ケア株式会社の動きが今後も楽しみです。

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