- ふかえ虹こども園
こんにちは。ふかえ虹こども園です。
6月にふじ組(5歳児)で植えた稲が生長し、11月に収穫の時期を迎えました。
そこで、稲刈りを行いました。
初めは手の平に乗るほどの小さな種もみが、子どもたちと同じ背丈まで大きくなり、
「背が一緒くらいだよ!」と子どもたちは嬉しそうに背を比べ、収穫の喜びを感じていました。
収穫した稲は10日程天日干しをし、その後脱穀の作業をしました。
脱穀の方法は牛乳パックに稲を入れ、蓋を閉じたまま引っ張ると稲穂のみ取れるという方法です。
稲を引っ張ると綺麗に取れる様子に「見て!綺麗に取れたよ!」と嬉しそうに伝えてくれ、
一つひとつ丁寧に作業を行っていました。
脱穀が終わるともみすりを行いました。
すり鉢を使い、そこに稲穂を入れ擦る事で稲のもみが綺麗に取れるという方法です。
成熟出来ていない稲穂もあった為、もみすりを行う前にお米の選別をしました。
時間をかけて選別したお米を友だちと協力して、すり鉢で擦っていきました。
徐々に取れていくもみに「取れてきたよ~!」と驚いており、
「あと少しで食べられるね。」と食べる事を心待ちにする子もいました。
大変な作業を終え、いよいよお米を食べる日になりました。
お米は6月に作った紫蘇をふりかけにし、おにぎりにして食べました。
収穫出来たお米は茶碗一杯もなかった為、ミニミニサイズの可愛いおにぎりになりましたが、
子どもたちは一口ひとくち大事に食べていました。
約半年にかけて作ってきたお米。収穫してからも食べるまでには様々な作業があり、
「一粒も残さんように食べないとあかんなぁ。」「作ってくれてる人に感謝せんと!」と
この経験を通して食べ物のありがたみ、育てている人への感謝を感じる事が出来ました!